服薬指導はなぜ必要?薬剤師からの説明を理解するためのポイント

今回はとどくすり運営事務局の大倉から薬局を利用する際のお役立ち情報を配信します。

服薬指導とは?服薬指導とは、簡単に言うと薬剤師から皆様が使用するお薬の説明をすることです。
最近は、薬局に直接行かずに、ビデオ通話等で服薬指導が受けられるようになってきています。
この服薬指導は皆様の健康のために重要なものです。
なぜ重要なのか、薬剤師はどのような内容をお伝えしたいのか、詳しく3つのポイントに分けてご紹介します!

服薬指導を正しく理解する3つのポイント

  1. ①【服薬指導とは?】
  2. ②【服薬指導はどんな話をするの?】
  3. ③【オンライン服薬指導のメリット】

それでは、一つずつ確認していきましょう!

※ 気になるポイントに飛んで読んでいただくことも可能ですので、気になるポイントをクリックしてみてください。

①【服薬指導とは?】

皆様にお薬をお渡しする際に、薬剤師が必ず行う「適切な治療を進めるための指導」です。
これは、皆様の症状に対して、お薬での早期治療ができるように支援させていただく薬剤師の義務となっています。

②【服薬指導はどんな話をするの?】

まず、薬剤師は服薬指導を行うために、皆様から提出いただく、
■ 処方せん
■ お薬手帳

この2点を基に、患者様の治療に適したお薬を用意します。
服薬指導前に、「患者様の治療に適していない内容なのではないか?」と判断した場合は直接医師と連絡を取ることがあります。
また、お薬手帳の内容からお薬のアレルギーや副作用歴を確認させていただいております。
そのようにして、皆様一人一人が安心してお薬を使用していただくため、お薬の使い方や効能をお話しています。
お薬を使い始めて、改めて不安な点や不明点がある場合は遠慮なく薬剤師に相談しましょう。

③【オンライン服薬指導のメリット】

実際に、とどくすりご利用でオンライン服薬指導(ビデオ通話等)に対してメリットを感じていただけた患者様からの声をご紹介します。
現在、オンライン服薬指導は厚生労働省による各種法令に基づき、ビデオ通話等で受けることが可能になっています。

オンライン服薬指導(ビデオ通話等)のメリット

メリット1

周りに服薬指導の内容を聞かれたくない場合、プライバシーがより保たれた状態で薬剤師とお話ができます。

メリット2

外出が困難なほど体調が悪い場合、自宅で薬剤師とお話ができます。

メリット3

近くに薬局がない場合、薬局に行くまでの時間や交通費を節約できます。

他にも感染症対策のため薬局への外出を控えたい場合等、様々な場面でメリットがあります。

また、オンライン服薬指導を受けていただいた後、多くの薬局では、薬配送時に、薬に関しての説明書(薬剤情報提供書)が同封されています。

服薬指導の内容を簡単にまとめた説明書にはなりますが改めてお薬の説明を確認することができます。

画像

※ 薬剤情報提供書のイメージになります。
オンライン服薬指導をまだ受けたことがなく、利用してみたいと感じられた方は、ぜひ新しい薬局体験をしてみてはいかがでしょうか。

オンライン服薬指導を受ける流れ

オンライン服薬指導を受けるには、必要な手順を踏んでいく必要があります。
ここでは例として、とどくすりのオンライン服薬指導を受ける際の流れをご紹介します。

オンライン服薬指導の対象者

オンライン服薬指導を受けられる対象者は、病気の種類は問わず、病院・クリニックで診療を受けている方です。
まずは主治医に、オンライン服薬指導を受けたい旨を伝えましょう。
ただし、初診からオンライン診療を利用しようと思っている場合、処方できない薬の種類があります。

  • 麻薬及び向精神薬
  • 基礎疾患に対する検査や情報が不十分な状態で検討される、安全管理が必要な薬
  • 基礎疾患に対する検査や情報が不十分な状態で処方される、8日分以上の薬

①診察を受ける

病院・クリニックによる診療(オンライン診療、訪問診療を含む)を受けます。
その際に、処方薬の受け取りを配送にしたい旨や服薬指導をオンラインにしたい旨を伝えましょう。

②オンライン服薬指導の予約する

処方せんを出してもらったら、オンライン服薬指導の予約を入れます。
処方せんの原本は、医療機関から直接薬局に送られるため、患者さまは受け取りません。

③オンライン服薬指導を受ける

指示を受けた方法で、予約の時刻になったらオンライン服薬指導を受けましょう。
※ビデオ通話等での服薬指導の可否は、薬剤師が総合的に判断します。場合により対面での服薬指導をご案内する場合がございます。

④薬を受け取る

処方薬が自宅まで配送されたあとに、指定の決済をします。

処方せんの取扱い改定

流行病によって新しい生活の構築が必要になり、できるだけ人と人が接触しないように、医療の体制も日々新しくなっています。
オンライン服薬指導も、さらにスムーズになるように、令和4年に処方せんの取り扱いが改定されました。

改定内容

診察を受けたときにはオンライン服薬指導の許可をもらっていたものの、薬剤師の判断または患者さまから希望があり、対面での服薬指導を受けることになった場合、処方せんは患者さまには返さずに、医療機関でのやり取りを継続するという内容です。
大筋の内容はあまり変わっていませんが、処方せんの取り扱いに関する細かいところが規定されました。

【引用:厚生労働省 「オンライン服薬指導における処方箋の取扱いについて」の改定について】
(旧)患者が、薬局においてオンライン服薬指導を希望する場合は、処方箋の備考欄に「オンライン服薬指導希望」と記載し、当該患者の同意を得て、医療機関から患者が希望する薬局にファクシミリ、メール等により処方箋情報を送付すること。その際、医師は診療録に送付先の薬局を記載すること。また、医療機関は、対面診療及びオンライン診療のいずれの場合にも患者に処方箋原本を渡さずに、処方箋情報を送付した薬局に当該処方箋原本を送付すること。
(新)患者が、オンライン服薬指導を希望する場合は、処方箋の備考欄に「オンライン対応」と記載し、当該患者の同意を得て、医療機関から患者が希望する薬局にファクシミリ、メール等により処方箋情報を送付すること。その際、医師は診療録に送付先の薬局を記載すること。また、医療機関は、対面診療及びオンライン診療のいずれの場合にも患者に処方箋原本を渡さずに、処方箋情報を送付した薬局に当該処方箋原本を送付すること。
なお、対面診療やオンライン診療の実施後、薬剤師の判断若しくは患者の希望によりオンライン服薬指導から対面での服薬指導に切り替えた場合又はオンライン診療のために患者に対し処方箋を即時に手交できず、その後対面の服薬指導を行う場合も、本取扱いが可能であること。

小児の服薬指導の工夫

小児の服薬指導の場合、大人の指導とは大きく異なります。
それは、薬を飲む子どもではなく、保護者に向けて行うということです。
子どもがどんな状況なのか、なぜこの薬を飲ませないといけないか、などを理解しておくことで、服薬の拒否をしたときに子どもに説明をすることができます。
また、普段から子どもを見ている保護者が、薬物アレルギーなどが出たときに一番に気づいて対応をすることとなります。
様子を見ていくポイントなどを、保護者が知っておく必要があります。

いかがでしたでしょうか?何気なく受けている服薬指導ですが、直接受ける場合、電話で受ける場合のどちらも薬剤師は、「症状に対するお薬での早期治療をすること」と「お薬を安全に使用いただくこと」を心がけています。そのため、とどくすりご利用の際も電話での服薬指導を受けていただいてからお薬をご自宅へ発送しておりますので必ず受けていただきますようお願いいたします。服薬指導後、お薬でお困りのことがあれば、いつでも利用した薬局にお問合せください。提携薬局一覧から各薬局の電話番号をご確認いただけます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。