NMOSD(視神経脊髄炎)の痛みと音楽。RDD Japan公認イベントをNMOJ様と共催しました!

目次

はじめに

処方せん薬宅配サービス「とどくすり」では、視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)をはじめとした希少疾患の患者さまにも多くご利用いただいております。
この度、2026年4月12日に東京・明治神宮前hall60にて開催されたRDD Japan公認イベント「NMOSDとすごす春 ― 音楽とともに、痛みのことコンサート-」におかぴファーマシーシステム株式会社が共催として参加し、とどくすり薬局の薬剤師が登壇いたしました。
今回は、終始あたたかい雰囲気に包まれた当日の様子をご報告します。

NMOJの皆様と弊社メンバーの集合写真

RDD、RDD Japan、そしてNMOSDとは?

本イベントは、「RDD Japan」の公認イベントとして開催されました。 RDD(Rare Disease Day:世界希少・難治性疾患の日)は、希少疾患の患者さんの生活の質向上などを目指し、2008年にスウェーデンで始まった活動です。日本では2010年から開催され、患者さんやご家族、医療関係者、そして社会をつなぐ国内最大級の啓発イベントへと発展してきました。2026年のテーマは「ともに、すごす。ともに、つくる。ときに、わらう。」です。
また、NMOSD(視神経脊髄炎スペクトラム障害)とは、免疫系の異常によって、主に視神経や脳・脊髄に炎症が起こる自己免疫疾患です。炎症の生じる部分によって症状は異なり、多岐にわたります。​初発症状としては視神経炎や脊髄炎が多いのですが、脳の特定部位の炎症として発症することもあります。

音楽とともに痛みに寄り添う、コンサートのテーマ

NMOSDとともに生きる方々が日々向き合っている「痛み」は、周囲からは見えにくいものです。しかし、同じく形のない「音楽」にはその痛みに寄り添い、心を穏やかに整える力がある、という思いが本コンサートのテーマとなっています。 本格的な音楽を楽しむひとときであると同時に、薬の専門家である薬剤師による身近な痛み止めのお話を通して、NMOSDや希少疾患への理解を深めることを目的として企画されました。

とどくすり薬局の薬剤師による講演と寸劇

イベントでは、コンサートの合間にとどくすり薬局の薬剤師が登壇いたしました。 一般的な痛み止めでは足りない強い痛みや、「痛みの種類」と「お薬が働く場所(中枢神経や末梢神経)」の関係について解説するワークを交えながら、痛み止めの歴史に関する講演を行いました。
さらに、ピアニストの石井里乃さんと薬剤師による「お薬説明(服薬指導)の寸劇」も披露されました。「痛みの種類」によってお薬が使い分けられていることを劇を通してお伝えすることで、より親しみやすく理解を深めていただける時間となりました。

ピアノを背景に、薬剤師が患者役の石井様とお薬の説明について寸劇を行っている様子。

坂井田様による歌唱と温かいフィナーレ

コンサートでは、RDD Japanのアンバサダーであり、ご自身もNPO法人日本視神経脊髄炎患者会の理事長を務められているソプラノ歌手の坂井田真実子様による、美しい歌唱が披露されました。J.S.バッハの「アヴェ・マリア」の温かい歌声が響き豊かなホールに広がったほか、瀧廉太郎の「花」では参加者の皆様の歌声も重なり合い、会場は和やかな空気に包まれました。そしてコンサートの本編の最後には、ゴスペルの「アメイジング・グレイス」が披露されました。ゴスペルならではの力強いリズムに乗せて会場全体が一つにまとまり、熱気あふれる締めくくりとなりました。
アンコールでは、同じくRDD Japanアンバサダーであり本コンサートのピアノを務められた石井様が、ご自身で作曲された「RDD Japan」のメインテーマ曲を自ら演奏してくださいました。会場が一つになるような素晴らしい演奏に、参加された皆様が笑顔で心を通わせる感動的なフィナーレとなりました。

コンサートの様子。石井様のピアノ演奏と坂井田様。

今後について

「とどくすり」では、NMOSDをはじめとする希少疾患・難病の患者さまに関する理解を深めることで、調剤や服薬の支援を行うだけでなく、患者さまの生活の質を向上させるための包括的なサポート環境の整備を目指しております。 今後もこのようなイベントを通じて、患者さまと医療者が相互理解を深め、誰もが自分らしく過ごせる社会への一歩となるよう貢献してまいります。

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